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API原油在庫は増加 ガソリン在庫大幅減が支えに

原油価格下落 需要減懸念が重石に

原油価格は水曜日、小幅に下落しています。

WTI原油先物は、日本時間10時02分、前日終値より0.26ドル安い、39.54ドルとなっています。

火曜日には、前日の大幅な下げからやや反発したものの、相場は弱気に傾いているとみられます。

米原油在庫の増加もあり、新型コロナ感染拡大による需要減懸念が強まっているようです。

API原油在庫は増加 ガソリン在庫大幅減が支えに

APIが22日発表した米原油在庫量は、前週比69.1万バレル増と、225.6万バレル減の予想に反して増加しました。

また、原油集積地であるオクラホマ州クッシング在庫も、前週比で29.8万バレル増となっています。

新型コロナの感染拡大によって、原油需要の減少懸念が広がる中での在庫増で、原油価格には下押し圧力がかかったようです。

ただ、ガソリン在庫は前週比773.5万バレル減、中間留分在庫は210.4万バレル減となり、とくにガソリン在庫の大幅な減少が、原油価格の支えとなったとみられます。

一方、欧州で再び新型コロナの感染が拡大していることで、原油需要の下押し懸念が広がっています。

英政府は再び経済活動の制限を強化し始め、フランスやスペインでも一日の新規感染者数が増加してきています。

経済活動の制限は、原油需要の減少につながりますが、欧州でのロックダウンの影響は小さいとの見方もあります。

UBSのジョバンニ・スタウノボ氏は「新たな経済活動の制限が課されたとしても、一部地域にとどまり、原油需要の回復は緩やかにではあるが、続くだろう」と指摘しています。

また、リビアの原油輸出再開については、すぐに内戦前の水準まで戻すのは難しいとの見方が広がり、供給過剰懸念がやや和らいだようです。

売られすぎたところに押し目買いが入っていることからも、原油は底堅い値動きが期待できそうですが、しばらくは上値も重い状況が続きそうです。


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遠藤 結香

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