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金はやや弱気に? FOMCの結果受け

金価格下落 ドルと逆の動きに

金価格は木曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時間11時00分、前日終値より9.7ドル安い、1957.4ドルとなっています。

水曜日には一時1980ドルを超えましたが、ドルの反発を受けて金価格は1967.1ドルまで反落しました。

FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受け、ドルや金相場も上下に振られたようです。

金はやや弱気に? FOMCの結果受け

新型コロナウイルスの感染は、16日時点で世界196か国以上、2,963万人以上に広がり、死者は93万人以上に上っています。

15・16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合では、新型コロナパンデミックからの経済回復を支えるため、少なくとも2023年いっぱいは、実質ゼロ金利を維持することが示唆されました。

また、FRBは、期間平均で2%のインフレ率を達成し、中長期的なインフレ期待が2%で安定するまで「緩和的な金融政策スタンスを維持する方針だ」と表明しました。

パウエルFRB議長はFOMC後の会見で、追加緩和の可能性にも言及しています。

低金利の維持やインフレ容認は、金価格にとってプラスの材料となりやすく、FOMC前には、期待感から金価格も上昇していましたが、その後反落しました。

8月の決定から大きな変化がなかったこと、ドルが反発したことが、金反落の要因となったとみられます。

一方で、FOMC参加者の2021・22年の経済見通しが、前回公表時よりも弱く、先行きに慎重な姿勢を見せたことで、金の安全資産需要が高まり、金価格を支えた面もあるようです。

また、米商務省が同日発表した8月の米小売売上高が、前月比0.6%増と、予想以上に伸びが減速していたことも、金価格の支えとなったとみられます。

ハイリッジ・フューチャーズのデビッド・メガー氏は「弱い経済指標を受けて、緩和的金融政策の維持や、米政府の追加経済対策への期待が高まり、金価格を支えている」と指摘しています。

金のファンダメンタルズは引き続き強いと言えそうですが、FOMC後に上へ抜けられなかったことで、目先はやや弱気に傾く可能性もありそうです。


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