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原油は弱気継続か 需要減少懸念強く

原油先物市場 概況(2020年9月5日~9月11日)

WTI原油先物は11日、前週比2.44ドル(6.14%)安い、37.33ドルで取引を終えました。

サウジが10月分の輸出原油価格を引き下げたことをきっかけに、需要回復への期待が後退し、原油相場はさらに弱気に傾いたとみられます。

また、前週のハリケーン上陸の影響が残り、製油所稼働率が下がっていることも、原油需要の下押し懸念につながっているようです。

一方、先週の米オイルリグ稼働数は前週比1基減と、依然として低水準で推移しています。

今週の原油価格見通し

EIAは14日、10月の米シェール産油量が、今年5月以降で初めて減少する見通しを発表しました。

また同日には、ハリケーン「サリー」の接近により、メキシコ湾海上油田の生産量の21%が生産停止していると伝えられましたが、原油価格は供給減の材料にほとんど反応していません。

足元では、新型コロナの感染拡大による原油需要の下押し懸念が、非常に強くなっているようです。

今週17日には、OPEC+の減産監視委員会が予定されていますが、減産幅の拡大など大きな動きがなければ、原油相場は引き続き弱気継続となりそうです。

先週の週足チャートは、転換線を下抜けて、やや下ヒゲの長い陰線で引けました。37ドル前後で買い支えの動きは見られるものの、値位置は弱気に傾いています。今週は転換線の39.96ドル~雲の上限の43.56が、強い抵抗となりそうです。逆にここを超えることがあれば、強気相場へ向かう可能性もあります。

一方、日足チャートは、転換線・基準線を下回り、雲の下限に支えられる形で引けました。雲を下抜けてきており、相場は弱気に傾いていると言えそうです。今週は、雲の下限38ドル付近、転換線・基準線39ドル付近が強い抵抗となり、原油価格は上昇しにくい地合となりそうです。

注目の経済指標、イベント(9月14日~9月18日)

* 9月14日(月) ユーロ圏7月鉱工業生産指数、OPEC9月月報

* 9月15日(火) 中8月小売売上高、英8月雇用統計、ユーロ圏9月ZEW景況感指数、米9月NY連銀製造業景気指数、米8月鉱工業生産指数、IEA9月石油市場レポート

* 9月16日(水) 英8月CPI、米8月小売売上高、EIA米原油週間在庫統計

* 9月17日(木) 米9月政策金利、英9月政策金利、米9月フィラデルフィア連銀景況指数   

* 9月18日(金) 米4-6月期経常収支、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数

* 9月19日(土) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


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