1. HOME
  2. ブログ
  3. 原油価格反発 上値は引き続き重く  

原油価格反発 上値は引き続き重く  

原油価格横ばい 需要減懸念が重石に

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間14時06分、前日終値より0.21ドル安い、37.84ドルとなっています。

水曜日には、原油価格は前日の大幅安から反転上昇し、約3.5%戻しました。

ただ、原油需要の回復期待が後退していることで、原油価格の上値は引き続き重くなっているようです。

原油価格反発 上値は引き続き弱く     

新型コロナの感染拡大が続き、原油需要の回復期待は後退しつつあるようです。

9日発表されたAPI米原油在庫量は、前週比約297万バレル増と、予想に反して増加しました。

ガソリン在庫は約689万バレル減、中間留分在庫は約229万バレル増、オクラホマ州クッシング在庫は約260万バレル増となりました。

ガソリン在庫は大幅減となったものの、米原油在庫の増加は、原油価格の重石となったとみられます。

また、サウジアラビアが10月の原油公式価格を切り下げたことで、原油需要の回復への期待が大きく後退し、引き続き原油価格の下押し圧力となっているようです。

ライスタッド・エナジーのパオラ・ロドリゲス・マシウ氏は「中東の主要産油国が輸出価格を引き下げれば、市場でパニック売りとなるのは当然だ」と指摘しています。

一方で、原油需要の回復を示すデータも発表されています。

EIAが9日発表した9月のエネルギー短観で、8月の世界の原油需要が、前月から日量約100万バレル増加していたことが、原油価格の支えとなったとみられます。

併せて、米国の原油生産量が2021年にかけて減少する見通しとなったことも、供給過剰の解消期待につながったようです。

EIAによりますと、米国の産油量は、2019年の日量1,220万バレルから、2020年は同1,140万バレル、2021年は同1,110万バレルに減少する見通しとなっています。

当面は、原油需要の減少が意識され、原油相場は弱気に傾きやすいとみられますが、景気回復の兆しが見えて来れば、供給減に価格が反応しやすくなるかもしれません。


(Visited 45 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

endo

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や情報を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。