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原油に下押し圧力 サウジ原油価格切り下げで

原油価格下落 需要減懸念で

原油価格は火曜日、小幅に下落。

WTI原油先物は、日本時間12時15分、前日終値より0.76ドル安い、39.01ドルとなっています。

サウジアラビアがアジア向け原油価格を切り下げたことが、原油相場の弱気観測につながったようです。

一方で、OPEC+の協調減産への期待が、原油価格の支えとなっているとみられます。

原油に下押し圧力 サウジ原油価格切り下げで     

世界最大の原油輸出国サウジアラビアは、アジア向け原油アラブ・ライトの10月の公式価格を2か月連続で切り下げました。

今回は、今年5月以来の大幅な値下げとなったようです。

背景には、中国の原油需要の減少があるとみられます。

中国の税関データによりますと、同国の8月の原油輸入量は、過去最大量となった先月から7.4%減少し、日量約1120万バレルとなりました。

中国は、4月前後の原油安を利用して大量に原油を購入していましたが、備蓄できる容量が縮小するとともに、原油輸入量も減少に転じたとみられます。

ライスタッド・エナジーのパオラ・ロドリゲス・マシウ氏は「アジア向け原油価格の切り下げは、中国・インドを含むアジア市場での、原油需要の減少を意味すると捉えられたようだ」と指摘しています。

また、IEAが、中国と欧米との関係悪化による経済への影響が、原油需要の改善を阻むとの見方を示したことも、原油価格の重石となったようです。

一方、ロシアのノワク エネルギー相は7日、ロシアの8月の減産順守率が、ほぼ100%だったと発言しました。

OPEC+は、8月から協調減産の規模を縮小していますが、8月の減産規模は日量800万バレル前後と、依然として大幅な減産に取り組んでおり、原油価格の支えとなっているとみられます。

9月のOPEC+減産監視委員会は17日に予定されており、こちらも注目が集まりそうです。


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