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金に押し目買い? ドル反発で下落後 

金価格横ばい 好調な経済指標受け

金価格は木曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間10時01分、前日終値より2.7ドル高い、1951.7ドルとなっています。

水曜日には、米ドルの反発を受けて、NY金先物は約1.4%の下落となりました。

米経済回復への期待がドルを押し上げ、金価格を押し下げる展開となったようです。

金に押し目買い? ドル反発で下落後 

新型コロナウイルスの感染は、1日時点で世界196か国以上、2,580万人以上に広がり、死者は85万人以上に上っています。

世界経済の先行き懸念も続いていますが、足元では米経済の回復に期待が集まっているようです。

米商務省が2日発表した、7月の米製造業新規受注額は、前月比6.4%の増加となりました。伸び率は前月から横ばいで、3か月連続の増加となっています。

1日発表の8月のISM製造業景況指数が予想を上回る結果となったことと合わせて、米製造業の回復への期待から、安全資産の金需要は下押しされたようです。

また、ドルが反発したことも、金価格の下げ要因となったとみられます。

火曜日に一時91.75まで低下したドル指数は2日、0.37%上昇し、92.65まで戻しています。

NY金先物価格は今年、米ドル指数との逆相関関係が強く見られますが、2日も、金価格はドルの反発と逆に大きく動きました。

一方、2日発表された8月のADP米民間雇用統計では、雇用者数が前月比42.8万人増加となりましたが、増加の伸び幅は市場予想を下回りました。

ブルーライン・フューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「先行き不安が大きい中では、小さな回復の兆しにも飛びつきやすいが、全体的な経済状況は変わっていない」と指摘しています。

また、RBCウェルス・マネジメントのジョージ・ジェロ氏は「新型コロナの影響と、低金利環境が続く限り、金価格は下がれば押し目買いが入り、支えられるだろう」と述べています。

引き続き、新型コロナの状況と米ドルの動きには、注意が必要となりそうです。


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