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金相場やや強気へ? ドル安傾向が支えに 

金価格上昇 安全資産需要は減退

金価格は火曜日、小幅に上昇。

NY金先物は、日本時間11時01分、前日終値より3.1ドル高い、1981.7ドルとなっている。

米ドル指数がおよそ2年ぶりの低水準に低下したことが、金価格の支えとなっているようだ。

一方、安全資産需要がやや弱まっていることで、金価格は上値を抑えられているとみられる。

金相場やや強気へ? ドル安傾向が支えに 

新型コロナウイルスの感染は、31日時点で世界196か国以上、2,520万人以上に広がり、死者は84万人以上に上っている。

新型コロナのいわゆる「第2波」に見舞われた国々で、新規感染者数のピークは過ぎたとみられる中で、景気のさらなる後退懸念が和らぎ、株式などリスク資産に資金が向かいやすくなっているようだ。

安全資産需要が低下し、金価格も上がりにくい状況になっているとみられる。

ただ、株価の値上がりに対する警戒感も依然として強い。

サークル・スクエアード・オルタナティブ・インベストメンツのジェフリー・シカ氏は「株価が上昇を続けていることに対する警戒が、利確の売りと金市場への資金流入につながるかもしれない」と指摘している。

一方、金と逆の値動きになりやすい米ドル指数の低下が、金価格の支えとなっているようだ。

3月に102.99をつけた米ドル指数は、5月以降低下を続けており、8月の終値は92.16となった。

安全資産とされるドルの低下や、低い国債利回りが続いていることで、安全資産需要が金に集中している面もあるようだ。

キトコ・メタルズのジム・ワイコフ氏は「リスクヘッジ先となる金融資産がほとんどない中で、貴金属価格の上昇はある程度避けられない」と指摘している。

今週は、8月の経済指標の発表が続く。予想よりも結果が良ければ金価格の下押し材料となりやすく、悪ければ押し上げ材料となりやすい。

まずは、日本時間の本日夜発表予定の、ユーロ圏消費者物価指数と、米製造業景気指数の結果が注目される。


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NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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