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金の安全資産需要弱まる 米中協議への期待で

金価格は横ばい 強い買い材料なく

金価格は水曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間10時05分、前日終値より9.3ドル高い、1932.4ドルとなっている。

米中対立の先行きに楽観的な見方が広がり、金の安全資産需要はやや後退したようだ。

一方、今週のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の演説に、引き続き注目が集まっている。

金の安全資産需要弱まる 米中協議への期待で  

新型コロナウイルスの感染は、25日時点で世界196か国以上、2,360万人以上に広がり、死者は81万人以上に上っている。

新型コロナの感染拡大が続く中、米コンファレンスボードが25日発表した8月の米消費者信頼感指数は、前月の91.7から84.8に低下し、2014年以来の低水準となった。

失業率が高止まりする中で、雇用や景気見通しに対する消費者の不安は高まっているようだ。

しかし、金の安全資産需要は、米中間の電話会談を受けてやや弱まっているとみられる。

米通商代表部(USTR)によると、米中高官は24日、第1段階の貿易合意について電話会談を実施。

米中関係は1月の第1段階の貿易協定合意後、技術の安全性や香港問題、新型コロナへの対応などをめぐって悪化している。

今回の会談で、中国による米製品購入の拡大や、合意の履行に必要な措置などが話し合われたと伝えられ、少なくとも貿易面で米中協議が継続されるとの期待が、金の安全資産需要を押し下げたようだ。

一方、先行きに対する不安や、各国政府・中央銀行による経済対策が、金価格をさらに押し上げるとの見方もある。

オアンダのエドワード・モヤ氏は「消費者信頼感指数の悪化を受け、米議会も追加経済対策を前に進めざるを得ないだろう。そうなれば、金の強気相場はより力強いものになる」と述べている。

また、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の演説で、今後の金融政策についての言及があるかどうかにも、注目が集まっている。

パウエル議長の演説は、日本時間の27日22時頃から予定されている。特に、インフレやイールドカーブ・コントロールについての発言は、金相場の材料となる可能性が大きい。


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endo

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