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需要回復への期待高まる!? アラムコや米政府発表で

原油価格上昇 米追加経済対策に期待

原油価格は火曜日、小幅に上昇。

WTI原油先物は、日本時間12時04分、前日終値より0.27ドル高い、42.21ドルとなっている。

中国の需要回復や、米国の追加経済対策への期待が、原油価格を押し上げたようだ。

一方、新型コロナ感染拡大による原油需要の減少懸念が、引き続き上値を抑えているとみられる。

需要回復への期待高まる!? アラムコや米政府発表で 

ムニューシン米財務長官は10日、追加経済対策について、譲歩可能な分野があるとし、今週中の合意も可能だと発言。

トランプ米大統領もツイッターで「民主党議員は合意したがっている」と発言し、米追加経済対策への期待がやや持ち直したことが、原油相場にもプラス材料となったようだ。

米追加経済対策をめぐっては、与野党協議が7日に物別れに終わり、トランプ米大統領は8日、経済対策に関連する大統領令4本に署名していた。

アゲイン・キャピタルのジョン・キルダフ氏は「追加経済対策によって経済活動が活発になり、原油の需要を押し上げるとの期待が、原油価格の支えとなっている」と指摘している。

ただ、具体的な協議再開の目処は今のところ立っておらず、長引けば逆に原油価格を下押しする可能性もある。

一方、サウジアラビアの国営先油企業サウジアラムコは9日、アジアでの原油需要が回復しつつあるとの見方を示した。

特に、中国での景気回復に伴う原油需要の回復傾向が、原油価格の支えとなったようだ。

また、米エネルギー省は10日、緊急で民間に貸し出していた米戦略石油備蓄(SPR)用の設備から、在庫量が減少し始めたことを発表した。

8月1日以降にSPRから引き出された石油の量はおよそ220万バレルで、商用原油在庫の減少が影響しているとみられる。

原油在庫が平常化へ向かい始めたことも、原油価格を支えたとみられる。

ただ、SPRから商用在庫への移動で、商用原油在庫の減少が鈍化する可能性もある。今週もAPIとEIAの原油在庫データの発表に注目が集まりそうだ。


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