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次は2,090ドル!?米ドルの動きに注意 

金価格は反落 ドル反発を受け

金価格は火曜日、小幅に下落。

NY金先物は、日本時間10時41分、前日終値より8.2ドル安い、2029.2ドルとなっている。

米ドルの反発を受け、米ドルと反対の値動きになりやすい金価格は、下押しされたようだ。

一方、新型コロナの感染拡大や、米追加経済対策への期待が、金価格の支えとなっているとみられる。

次は2,090ドル!? 米ドルの動きに注意  

新型コロナウイルスの感染は、10日時点で世界196か国以上、1,980万人以上に広がり、死者は73万人以上に上っている。

感染者数が500万人を超えた米国では、追加経済対策への期待が高まり、株価などはやや押し上げられたようだ。

ムニューシン米財務長官は10日、追加経済対策について、譲歩可能な分野があるとし、今週中の合意も可能だと発言したが、具体的な協議の再開時期については言及しなかった。

金価格は、安全資産需要の低下によりやや下押しされたものの、追加経済対策によるインフレ懸念などが支えとなっているとみられる。

RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏は「新型コロナ感染拡大が続き、各国は紙幣増刷をすぐにはやめられない。これが金の強材料となり、次は2,090ドルを試しに行くだろう」と述べている。

一方、金価格の下げについては、急騰後の調整下げの面も指摘されている。

USグローバル・インベスターズのマイケル・マトセク氏は「これは、上昇トレンドの中の自然な調整と言える。利確の売りやドル反発の影響もあるが、ドルの動きは小さく、金の調整も小さくなりそうだ」と指摘。

3月末には102.99まで上昇していた米ドル指数は、今月6日に直近の底92.52をつけた後、10日には93.61まで反発している。

また、米中対立の激化が、金やドルの値動きに影響を与える可能性もある。

15日には、米中閣僚協議が予定されているが、より対立が深まるとの見方が大勢のようだ。

米中貿易戦争が激化した2018~2019年には、安全資産として金よりもドルが買われる傾向がみられ、ドル指数の上昇が金価格の上値を抑えていた面もある。

当面は、米ドルの動きに注目しておく必要がありそうだ。


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