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ドル指数の動きに注意 米雇用統計を前に 

金は最高値更新 NY先物2080ドルを突破

金価格は金曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間11時55分、前日終値より8.0ドル高い、2077.4ドルとなっている。

米国の追加経済対策案が合意に向かうとの見方が広がり、金価格を押し上げたとみられる。

ただ、7月の米雇用統計発表を前に、様子見ムードも広がっているようだ。

ドル指数の動きに注意 米雇用統計を前に  

新型コロナウイルスの感染は、6日時点で、世界196か国以上、1,880万人以上に広がり、死者は70万人以上に上っている。

感染拡大は続いているものの、新規感染者数の伸びは、やや減速しているようだ。

しかし、景気の先行きはなかなか見通せず、安全資産需要は引き続き強いとみられる。

6日発表された米新規失業保険申請件数は118.6万件と、前週から24.9万件減少した。

3月中旬以降で最低水準となり、労働市場は改善しつつあるとの見方もあるが、依然として高い水準となっている。

CPMグループのジェフリー・クリスチャン氏は「経済指標のデータは、実体経済の状況を必ずしも反映しておらず、景気回復への道のりはまだ遠い」と指摘している。

また、米追加経済対策への期待も、金価格を支えているとみられる。

6日には、米景気対策の合意に向けた作業が続くとの議会関係者発言や、大統領令で一部措置を講じる可能性があるとのトランプ氏の発言を受け、関連法案の早期成立への期待が高まったようだ。

大規模な経済対策は、インフレ懸念などから金価格の強材料となりやすい。

一方で、金価格の急騰を受け、大幅な調整への警戒感も高まっているようだ。

キトコ・メタルズのジム・ワイコフ氏は「チャートを見る限り、金や銀の下げ要因は見当たらないが、短期的な買われすぎ水準となっており、大幅な調整下げの可能性もある」と指摘している。

また、7日発表の米雇用統計の結果にも注目が集まっている。

結果が予想以上に良かった場合、一気にドルが買われ、金が売られる動きが出る可能性もあり、注意が必要だ。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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