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金価格は調整下げか 堅調な製造業指標受け 

金価格横ばい ドル反発が重石に

金価格は火曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間11時01分、前日終値より6.0ドル高い、1992.3ドルとなっている。

米国やユーロ圏の製造業指標が好調だったことで、安全資産の金は売られやすくなったようだ。

また、米政府による追加コロナ対策への期待やドルの反発も、金価格の上値を抑えたとみられる。

金価格は調整下げか 堅調な製造業指標受け 

新型コロナウイルスの感染は3日時点で世界196か国以上、1,810万人以上に広がり、死者は68万人以上に上っている。

新規感染拡大は続いているものの、感染拡大のスピードはやや落ちてきたようにも見える。

足元ではまだ金の安全資産需要は大きいとみられるが、新型コロナの状況に終息の兆しが出てくると、安全資産需要の減退によって、金価格には下押し圧力がかかりやすくなる。

また、3日発表の経済指標が好調だったことも、安全資産の金売りにつながったようだ。

米ISMが発表した7月の製造業総合景況指数は54.2と、2019年3月以来の高水準となり、株価などリスク資産が買われ、金は売られやすくなったとみられる。

さらに、米政府による追加コロナ対策への期待や、低下が続いていたドル指数の反発も、金価格の下げ要因となったようだ。

RJOのボブ・ハーバーコーン氏は「テクニカル上も、2,000ドルに近づけば利確の売りが出やすく、ドルの反発がさらに金価格を下押ししたおようだ」と述べている。

一方で、金相場を取り巻く環境は、強気のままだとの指摘も多い。

オアンダのクレイグ・アーラム氏は「利確売りの出やすい水準なのは確かだが、これ以上深い調整にはならないだろう。(金価格が)2,000ドルを超えていくのは、時間の問題とも言える」と述べている。

また、ANZはレポートで、コロナ次第ではあるものの、実質マイナス金利の継続が金価格を押し上げると指摘。今後半年~1年の金価格見通しを、2,300ドルに上方修正している。

新型コロナをめぐる不確実性は依然として高く、金相場は底堅い反面、短期買いの売り抜けなどで下押しされやすい展開となりそうだ。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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