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FRB金融緩和継続 金にはプラスかマイナスか 

金価格上昇 感染拡大歯止めかからず

金価格は木曜日、上昇。

NY金先物は、日本時間12時03分、前日終値より29.6ドル高い、1983.0ドルとなっている。

新型コロナの感染拡大で景気回復期待が後退し、安全資産の金価格は過去最高値を更新している。

一方、FRBが景気下支えにあらゆる手段を取ると改めて表明し、やや金売りも出ているようだ。

米金融緩和継続 金にはプラスかマイナスか 

新型コロナウイルスの感染は、29日時点で世界196か国以上、1,670万人以上に広がり、死者は66万人以上に上っている。

28・29日に行われたFOMCでは、金利の据え置きと金融緩和政策の継続が決定された。

低金利や金融緩和によるインフレ懸念は、金価格の強材料となりやすい。

また、パウエルFRB議長がFOMC後の会見で、景気悪化は経験したことのない厳しさだと述べたことも、安全資産の金需要を押し上げたようだ。

サークル・スクエア・オルタナティブ・インベストメンツのジェフリー・シカ氏は「金のファンダメンタルはかつてないほど強いが、短期的な利確売りで、金価格は下押しされる可能性もある」と指摘。

一方、パウエル氏が、米経済を支えるためにあらゆる手段を取ると改めて表明したことで、ややリスク選好に傾き、金が売られた面もあるようだ。

オアンダのエドワード・モヤ氏は「これ以上の材料がなく、金価格が2,000ドルを当面超えないようであれば、他の資産を選ぶ投資家も出てくるだろう」としている。

金相場の値動きは、市場の相場判断が定まっていないことを反映しているようにも見える。

また、短期間で急騰していることから、調整の下げ幅が大きくなる可能性もありそうだ。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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