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金・銀価格の値動き 上昇要因には違いも

金価格上昇 景気対策期待で

NY金先物

NY銀先物

金価格は木曜日、小幅に上昇。

NY金先物は、日本時間10時00分、前日終値より7.8ドル高い、1872.9ドルとなっている。

NY銀先物は、同0.085ドル高い、23.230ドルとなっている。

景気刺激策への期待に加え、ドル安傾向が強まったことが、金・銀価格を押し上げたようだ。

金・銀価格の値動き 上昇要因には違いも

新型コロナウイルスの感染は、22日時点で世界196か国以上、1,490万人以上に広がり、死者は61万人以上に上っている。

トランプ米大統領が21日、「状況は、良くなる前におそらく悪くなる」と述べたことで、金の安全資産需要が高まったようだ。

オアンダのエドワード・モヤ氏は「低金利が続き、新型コロナの影響も根強い中、米国の追加経済対策への期待が金価格を押し上げている」と述べている。

また、米中対立激化への懸念も、金価格の支えとなったとみられる。

米国は21日、テキサス州ヒューストンの中国総領事館の、3日以内の閉鎖を求めた。中国は報復措置として、武漢の米国総領事館の閉鎖を検討しているようだ。

金価格が過去最高値をつけた2011年9月ぶりの高値をつける一方、銀価格は先週末から約17%上昇し、2013年10月以来の高値水準となっている。

銀価格の上昇要因としては、低金利や供給途絶懸念、工業用需要の回復、ETFなど投資需要の急増などがあるとみられる。

シティ・リサーチはレポートで「銀は金とともに安全資産需要の恩恵も受けているが、最大の価格上昇要因は、製造業の業績回復への期待だ」と指摘している。

NY金先物の価格水準は、過去最高値1923.7ドルに対し、すでに約97%の水準に達している一方、NY銀先物は、過去最高値49.820ドルに対して、およそ46%の価格水準となっている。

金と比べ割安感があることで、銀相場に資金が流れ込んでいる面もあり、銀相場は荒い値動きに注意が必要となりそうだ。


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