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金・銀はさらに上昇も? 追加経済対策への期待で

金価格上昇 ドル安などを受け

金価格は水曜日、上昇。

NY金先物は、日本時間10時51分、前日終値より15.8ドル高い、1859.7ドルとなっている。

ドル安やEUの経済対策への期待が、金価格を押し上げたようだ。

一方、NY銀先物も続伸しており、前週末から日本時間10時51分時点で、15.69%高くなっている。

金・銀はさらに上昇も? 追加経済対策への期待で

新型コロナウイルスの感染は、21日時点で世界196か国以上、1,470万人以上に広がり、死者は61万人以上に上っている。

EUの首脳会議は21日、新型コロナの影響で悪化した経済の再生を図るため、7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金を創設することで合意した。

また、ムニューシン米財務長官は21日、「追加景気対策について来週末までの合意を目指す」と発言。

大規模な景気刺激策によるインフレ懸念の高まりは、金価格の強材料となりやすい。

また、景気刺激策への期待を受けてドルが下げていることも、金価格の上昇要因となったようだ。

主要6通貨に対するドルの価値を指数化したドル指数は、前週末から1%弱下げている。

TDセキュリティーズのバート・メレク氏は「景気回復期待が高まったことで米ドルが下げる一方、金利も低い状態が続いており、金価格の支えとなった」と指摘している。

一方、景気回復期待の高まりは、金の安全資産需要を損なう可能性もある。

キャピタル・エコノミクスのジェームズ・オルーク氏は「先行き不安が和らげば、金を含む安全資産の需要は減少する。しかし、超低金利環境では、金価格はそれほど下がらないだろう」と述べている。

ロイターの調査によると、金は今後18か月程度は上昇傾向が続き、過去最高値を狙う展開となる、との見方が大勢となっているようだ。

また、金とともに銀価格も大きく上昇している。

銀は、金と同様に現物資産としての側面があるとともに、工業用にも広く使われており、金価格の上昇と景気回復期待の両面から、買われやすくなっているようだ。

金も銀も、上値抵抗となっていた水準を上抜けており、当面は強気相場となりそうだ。


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