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シティも金2,000ドル予測!? 貴金属相場に注目集まる

貴金属相場 足元の状況 

NY金先物は、日本時間10時23分、前日終値より184ドル高い、1819.3ドルとなっている。

新型コロナの感染拡大や景気刺激策への期待から、金価格は一時1,820ドルを超えた。

また、金と似た動きになりやすいNY銀先物価格は、先週末から約3%高い、20.365ドルとなっている。

一方、工業用需要がメインのパラジウムは前月末から約6.7%上昇、白金は同2.7%上昇となっている。

シティも金2,000ドル予測!? 貴金属相場に注目集まる

新型コロナウイルスの感染は、20日時点で世界196か国以上、1,450万人以上に広がり、死者は60万人以上に上っている。

新型コロナの感染拡大や、景気刺激策による資金投入などにより、金価格はおよそ9年ぶりの高値水準に押し上げられた。

グローバル・インベスターズのマイケル・マトセク氏は「金価格の急騰を後押ししているのは、低金利、造幣、景気後退懸念、新型コロナなど、インフレを誘引する要因だ」と指摘している。

シティグループは、今後6-9か月の間に金価格は過去最高値を更新するとの見通しを示し、3-5か月後に2,000ドルを超える可能性もあると予測している。

NY金先物の過去最高値は、2011年9月につけた1923.7ドル。

シティのアナリストはレポートで「金の過去最高値更新は、時間の問題だ」と述べている。

また、EUが1.8兆ユーロ規模の復興基金案について、合意に近づいていると報じられたことも、金価格の支えとなったとみられる。

金需要の高まりを受け、金に比べ割安な銀にも、資金が流れているようだ。

銀については、産業需要が徐々に回復していることに加え、新型コロナの感染拡大によって南米からの供給が脅かされつつあることへの懸念も、強材料となっているようだ。

また、主に自動車の排ガス浄化触媒として使用される白金やパラジウムも、経済活動の再開を受けて徐々に価格が回復しつつあり、貴金属相場の動向には今後も注目が集まりそうだ。


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