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感染拡大止まらず 揺れる安全資産需要

金価格下落 ワクチン開発期待で

金価格は火曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時間11時53分、前日終値より14.5ドル安い、1799.6ドルとなっている。

新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、安全資産の金需要は高止まりしているようだ。

一方、新型コロナワクチン開発への期待などから、利確の売りも出やすくなっているとみられる。

感染拡大止まらず 揺れる安全資産需要

新型コロナウイルスの感染は、14日時点で世界196か国以上、1,300万人以上に広がり、死者は56万人以上に上っている。

米国の1日の感染者数は6万人を超えており、フロリダ州では13日、24時間の新規感染者数が15,000人を超えたと報告され、再びロックダウンが行われる可能性も高まっているようだ。

多くのテクノロジー企業が拠点を置くカリフォルニア州では、レストランや映画館などの屋内営業を、再び禁止。これが、ナスダック指数の下落要因の一つにもなったようだ。

金の安全資産需要も依然として高く、金価格を支えているとみられる。

RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏は「新規感染者数の急増により、各国中銀の追加緩和への期待も高まり、金価格の上げ材料となっているようだ」と述べている。

金融緩和政策による低金利やインフレ懸念は、金価格の強材料となりやすい。

また、米中対立激化への懸念も、金が買われる要因となっているようだ。

米政権は先週、ウイグル族の人権侵害に関わったとして、中国の当局者らへの制裁を決定。これを受けて中国は13日、対中強硬派として知られる米上院議員らを対象に、対抗措置を取ると発表した。

一方、米政府高官は13日、新型コロナウイルスのワクチン開発について、今年夏中には本格的に製造を開始できる状態になる、との見方を示した。

今後再びリスクオンに傾くとの思惑から、安全資産の金を売る動きも出ているようだ。

当面は、安全資産需要の増減によって、金価格も上下する状況が続きそうだ。


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endo

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