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原油需要の急減再び? 新型コロナ感染拡大続く

原油価格下落 新規感染者数急増で

原油価格は金曜日、やや下落。

WTI原油先物は、日本時間11時28分、前日終値より0.23ドル安い、39.39ドルとなっている。

米国で新型コロナの新規感染者数が増え続けていることが、原油価格を押し下げたとみられる。

また、4月の米原油在庫が過去最大の増加幅となったことも、原油価格の弱材料となったようだ。

原油需要の急減再び? 新型コロナ感染拡大続く

米国では9 日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が、初めて6万人を突破。

テキサス州やカリフォルニア州では、店舗の営業などの再規制の動きも広がっており、原油需要の回復が損なわれる懸念が強まっているようだ。

米国以外でも、ブラジルやインドで新型コロナの感染拡大が深刻となっている。

感染拡大が続くインドでは、6月の燃料需要が前年同月比で7.9%減少した。

プライス・フューチャーズのフィル・フリン氏は「インドの原油需要の落ち込みは、予想以上だった」と述べている。

また、9日発表されたEIAの試算によると、4月の米原油在庫量は、前月比4,670万バレル(約10%)増と、史上最大の増加幅となっていたことが分かった。

在庫増への警戒感も強まり、需要減懸念とともに、原油価格を押し下げたとみられる。

一方、7月15日に予定されているOPEC+の減産監視委員会を前に、8月以降の協調減産への期待が原油価格を支えているようだ。

また、リビアからの供給再開が未だ不透明であることや、アンゴラが7-9月に、5・6月の減産不足分を追加で減産することに同意したと伝えられたことも、原油価格を支えたとみられる。

需要面・供給面とも先行きの不確実性が高く、原油相場は方向性が定まらない状況が当面続きそうだ。


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