1. HOME
  2. ブログ
  3. 原油は再び強気へ? 減産と需要回復期待で

原油は再び強気へ? 減産と需要回復期待で

原油先物市場 概況(2020年6月29日~7月3日)

WTI原油先物は3日、前週比1.83ドル(4.75%)高い、40.32ドルで取引を終えた。

先週発表された、米国や中国の経済指標の結果を受けて、景気回復による原油需要回復への期待から、原油相場はやや強気に傾いたようだ。

また、原油在庫の大幅な減少や、米オイルリグ稼働数が減少を続けていることなども、原油価格の支えとなったとみられる。

一方、米国での新型コロナ感染拡大への警戒が、原油価格の上値を抑えているようだ。

今週の原油価格見通し

ロシアのノワク エネルギー相は、減産と需要回復により今月末には需給が均衡するとの見方を示した。

6月のOPEC産油量が、数十年ぶりの低水準となっていることに加えて、米シェール企業の倒産で、原油の供給は大きく減少することが予測される。

一方、米国で新型コロナの感染拡大が続いていることから、原油需要の下押し懸念も広がっている。

今週は、需給バランスを把握する手がかりとして、API/EIA米在庫統計や、IEA石油市場レポートに注目が集まりそうだ。

先週の週足チャートは転換線・基準線から上離れ、ヒゲの短い陽線で引けた。基準線が下向きに転じており、相場はやや弱気に傾いているようだ。今週の目安としては転換線32.65ドルを下回れば下へ、3月の下落前水準41.28ドルを上回れば上への勢いが強まりそうだ。

一方、日足チャートは、200日移動平均線に上値を抑えられ、転換線をわずかに上回る水準で引けた。MACDがやや下向きになっていることから、価格上昇の勢いは衰えてきていると言える。今週も200日移動平均の41ドル水準を超えるかどうかが、上昇継続か反落かを判断するポイントとなりそうだ。基準線の37ドル付近が下値目安、ここを下抜けると雲の31.5ドル付近までの下げもあり得る。

注目の経済指標、イベント(7月6日~7月11日)

* 7月6日(月) 米6月ISM非製造業景気指数

* 7月7日(火) 日5月景気動向指数、独5月鉱工業生産指数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション

* 7月8日(水) 日5月国際収支、EIA米原油週間在庫統計

* 7月9日(木) 中6月PPI/CPI、米新規失業保険申請件数、米5月卸売在庫

* 7月10日(金) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、米6月PPI、IEA石油市場レポート

* 7月11日(土) CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


(Visited 99 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

endo

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や高次元の技術を発信し、投資家の皆様の喜びに貢献できる企業を目指します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。