1. HOME
  2. ブログ
  3. 金は弱気転換も? 景気回復期待で

金は弱気転換も? 景気回復期待で

金先物市場 概況(2020年6月29日~7月3日)

金先物は3日、前週比7.0ドル(0.39%)高い、1787.3ドルで取引を終えた。

3日時点で、新型コロナウイルスの感染確認は世界196か国以上に広がっており、感染者数は1,130万人以上、53万人以上が亡くなっている。

米国での感染拡大が続いていることを受け、安全資産需要が金価格を支える状況が続いているようだ。

また、ドル指数がやや下げたことも、金価格の強材料となったとみられる。

一方、1日にファイザーなどの新型コロナワクチン治験で有望な結果が得られたと発表されたことや、堅調な経済指標の結果を受けてリスクオンへ傾き、金市場から資金が流出する場面もあった。

今週の金価格見通し

先週の米雇用統計の結果は良かったものの、拡大を続ける新型コロナの感染への警戒が強まっており、金の安全資産需要は引き続き高止まりとなりそうだ。

また、香港やウイグルの問題をめぐって米中対立がさらに激化する可能性もある。そうなると、金価格は一段高となることも十分考えられる。

一方で、強い経済指標結果が続いて景気回復期待が高まったり、インフレ懸念が後退したりするようであれば、金価格は下押しされることになるだろう。

先週の週足チャートは、前週よりもさらに価格が転換線を上離れて、比較的実体の短い陽線で引けた。値位置は強気に傾いていると言えそうだ。今週は、転換線1739.7ドルが下値の目安となりそうだ。この水準を下抜けた場合は、基準線の1629.3ドル付近までの下落はあり得る。

一方、先週の日足チャートでは、価格が転換線付近まで下落して引けた。日足では、やや上昇の勢いが弱まったように見える。今週の目安としては、転換線の1780ドル付近を下抜けると、基準線1740ドル付近まで下げることもありそうだ。また、ストキャスティクスが80%を下回ってきており、弱気転換を示唆していることもあり、注意が必要だ。

注目の経済指標、イベント(7月6日~7月11日)

* 7月6日(月) 米6月ISM非製造業景気指数

* 7月7日(火) 豪7月中銀政策金利、日5月景気動向指数、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション

* 7月8日(水) 日5月国際収支

* 7月9日(木) 中6月PPI/CPI、米新規失業保険申請件数、米5月卸売在庫

* 7月10日(金) 米6月PPI

* 7月11日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


(Visited 116 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

endo

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や高次元の技術を発信し、投資家の皆様の喜びに貢献できる企業を目指します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。