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第2波への懸念が後退? ワクチン開発期待で

金価格下落 リスクオンで資金流出

金価格は木曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時間13時23分、前日終値より2.9ドル安い、1777.0ドルとなっている。

堅調な米製造業データやワクチン開発への期待を受け、相場はリスクオンに傾いたとみられる。

一方、経済活動再開延期や、より強力な経済対策の可能性が、金価格の支えとなっているようだ。

第2波への懸念が後退? ワクチン開発期待で

新型コロナウイルスの感染は、2日時点で世界196か国以上、1,050万人以上に広がり、死者は51万人以上に上っている。

米国の感染症専門家は1日、「最近の米国の1日当たりの新規感染者数は4万人程度だが、これが10万人に達する可能性もある」と指摘した。

米国では、感染拡大を受け、少なくとも19州が、経済活動の再開を止めたり、延期したりしている。カリフォルニア州では1日、屋内で飲食を提供するレストランやバーが営業停止となった。

しかし1日には、ファイザーとバイオNテックの新型コロナワクチン治験で有望な結果が得られたと発表され、市場は一気にリスクオンへ傾き、金市場からは資金が流出した。

また、同日発表の米6月ISM製造業PMIは52.6と、予想外に50を回復し、4か月ぶりの拡大に転じた。米経済の回復が予想よりも早まるとの見方が広がり、金の安全資産需要は下押しされたようだ。

FSTMのラクマン・オトゥヌガ氏は「金は引き続き上昇傾向だが、勢いは弱まっている」と指摘している。

一方で、TDセキュリティーズはレポートで「実質金利の低下によって、金価格は1800ドル台を維持するだろう」と述べている。

5月末にワクチン開発の進展が伝えられた時も、金価格は大きく下げ、その後上昇している。

安全資産需要以外の要因がどう動くか、今後の注目点となりそうだ。


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