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紅海でタンカー爆発の可能性 国連が警告

トピックス:イエメン沖の放置タンカー爆発の危険性!?

100万バレルの原油を積んだまま、イエメンの港に5年間放置されているタンカーに爆発あるいは沈没の危険があると、国連が警告しています。

国連はこれまでも繰り返し危険性を指摘してきましたが、最新の報告では、周辺環境の破壊や、紅海経由の原油輸出の途絶につながる事態が差し迫っているとしています。

なぜこのようなことになっているのでしょうか?

イエメンでは2015年から、サウジアラビアなどが支援するイエメン政府と、イランが支援する武装勢力フーシとの間で、内戦が続いています。

2020年5月には、新型コロナの影響で一時停戦となったものの、6月末にフーシがサウジアラビアの首都リヤドに向けてミサイル攻撃を行うなど、停戦終了後は対立が激化しています。

問題のタンカーは、フーシの勢力下にある、フダイダ県のラス・イサ港にあり、2015年初頭から一度も調査やメンテナンスが行われていません。

専門家やイエメン政府は、差し迫った危険があると訴えてきましたが、フーシは国連の調査チームの立ち入りを拒否し続けています。

AP通信によりますと、タンカーには海水が浸み込んで腐食が進み、防爆のためにオイルタンクに充填されていた不活性ガスが漏れ出ているといいます。

専門家は、修理は不可能と指摘しており、イエメン政府はフーシを非難しています。

一方、フーシは「我々がタンカーの原油を売ることを、サウジアラビアと米国が阻止している」と主張しています。

さらにフーシのリーダーであるムハンマド・アリ・アル・フーシ氏はツイッターで「破滅的な結果となったら、サウジと米国に責任がある」と述べています。

このまま最悪の事態となった場合、紅海経由の日量約480万バレルの原油輸出に支障が出る可能性もあり、警戒が強まっています。


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