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第2波で需要減懸念 減産状況にも注目 

原油価格横ばい 景気回復期待で 

原油価格は火曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間11時34分、前日終値より0.3ドル安い、39.40ドルとなっている。

月曜発表の欧米経済指標の結果が景気回復期待につながり、原油価格にもプラス材料となったようだ。

一方で、新型コロナ第2波の影響による需要減懸念が、原油価格の重石となっているとみられる。

第2波で需要減懸念 減産状況にも注目 

29日発表のユーロ圏6月消費者景況感指数は、前月の67.5から75.7に上昇。

同日発表された、6月の米ダラス連銀製造業景況指数もマイナス6.1と、前月のマイナス49.2から大幅に改善し、市場予想も上回った。

景気回復の気運が高まっているとの見方が強まり、原油需要も回復するとの期待から、原油価格は押し上げられたようだ。

一方で、新型コロナの感染拡大第2波への警戒感も強い。

世界全体の感染者数は1,000万人を超え、死者数は50万人を超えている。

経済活動再開後の感染者数増加が顕著な米国では、カリフォルニア州やテキサス州、フロリダ州などでバーなどの営業停止が命じられ、ワシントン州などでは再開プランが停止された。

JBCエナジーは「各州の動きは、特にガソリン需要に大きく影響する」と指摘している。

原油価格は、OPEC+の大幅な減産への期待で、4月の安値以降上昇を続けてきた。OPEC+の5月の減産順守率は90%弱、6月の順守率データは7月初旬に発表される。

ペトロ・ロジスティクスの試算では、OPECの6月の産油量は、5月よりも125万バレル少ないとみられている。

6月の順守率が大幅に上昇した場合、原油価格の強材料となりそうだが、新型コロナ第2波による需要減懸念が大きくなれば、8月以降の減産規模に注目が集まってきそうだ。

新型コロナの影響と、減産の状況によって、原油価格も上下する状況が続きそうだ。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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