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JPモルガンが原油100ドル予測!?

JPモルガンの原油価格予測

足元では、原油価格は50ドルまで戻せるのかも分からない、という段階ですが、JPモルガンは、ブレント原油価格が100ドルを超えるとの予測を出しています。

JPモルガンは、新型コロナの影響が深刻化する前の3月、石油業界は『スーパーサイクル』に入り、2025年までに原油価格は190ドルに達する可能性がある、とのレポートを発表していました。

6月のレポートでは、その可能性がさらに高まったとも述べています。

JPモルガンのクリスチャン・マレク氏は、原油100ドル超えの根拠として、石油産業の循環性を挙げています。

コモディティ相場に循環性が見られることは、以前から知られています。

大雑把に言いますと、ある商品の需要が高まると、それを後追いする形で供給が増えます。そして徐々に供給が需要を上回り、価格が下落します。すると供給が減少して供給不足が発生し、価格が上昇し始めます。

このようなサイクルが、原油の場合数年単位で繰り返されています。

足元の状況も、基本的にはこのサイクルの一環と捉えられる、とJPモルガンは指摘しています。

同社の予測では、2022年頃に原油市場は供給不足に陥り、ブレント原油価格は60ドル程度まで押し上げられます。その後供給が増え始めますが、供給不足は2025年には日量680万バレルほどに拡大します。

これにより、原油価格は100ドルを突破する、というわけです。

マレク氏は「供給不足になれば、原油価格が上がるのは自然なこと。その価格が続くわけではないが、その水準に達する可能性はある」としています。

2016年以降の原油安で、石油業界はここ数年、世界的に新規開発投資が不十分だったとされています。価格水準はともかく、今後、原油の供給不足が現実のものになることは十分考えられます。

コロナ後は、原油価格の上昇に備えておいた方がよさそうです。


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