1. HOME
  2. ブログ
  3. 金価格に逆風 米雇用統計でリスクオンに?

金価格に逆風 米雇用統計でリスクオンに?

金先物市場 概況(2020年6月1日~6月5日)

NY金先物は5日、前週比68.7ドル(3.92%)安い、1683.0ドルで取引を終えた。

8日時点で、コロナウイルスの感染確認は世界196か国以上に広がっており、感染者数は694万人以上、40万人以上が亡くなっている。

感染拡大は続いているが、欧米などで経済活動が再開されつつあることで景気回復への期待が広がり、株式などリスク資産に資金が流入しやすくなっているようだ。

4日には、米商務省が発表した4月の貿易統計で、輸出入の下落幅が過去最大となったことで、金価格は上昇する場面もあったが、週末には米雇用統計の結果を受けて、株価が上昇。

安全資産の金には売りが集中し、大きく下げた。

今週の金価格見通し

米労働省が5日発表した雇用統計によると、5月の非農業部門雇用者数は、大方の予想に反して前月比250万人増と大幅な増加に転じた。

また、失業率は13.3%(米労働省は、データが正確に報告されていれば失業率は発表数値より3ポイントほど高かったであろうと記している)と、依然として高い水準ではあるが、前月から改善。

雇用統計の改善を受けて、市場はリスクオンへ傾いており、大きな景気の悪化材料がなければ、金相場は弱気となりそうだ。

先週の週足チャートは、転換線を下抜けて直近安値の1698.3ドルも割り込み、大陰線で引けた。値位置はやや弱気に傾いたと言えそうだ。今週は、基準線1619.9ドルを下抜ければ下落の勢いが強まり、逆に転換線1727.5ドルを上回れば、再び強気に傾く可能性もありそうだ。

一方、先週の日足チャートは、価格が転換線・基準線を下回り、雲の中まで伸びる大陰線で引けた。レンジの下限1688ドルを下回り、転換線も基準線を下抜けたことから、弱気相場入りがうかがえる。今週の目安としては、下値の目安は雲の下限1619ドルで、ここを下抜ければ下落傾向が強まる。一方、雲の上限1700ドル付近と基準線1724ドル付近が上値抵抗となり、ここを上抜ければ強気転換もあり得る。

注目の経済指標、イベント(6月8日~6月13日)

* 6月8日(月) 日1-3月期GDP、日4月国際収支

* 6月9日(火) ユーロ圏1-3月期実質GDP、米4月卸売在庫

* 6月10日(水) 中5月CPI/PPI、米5月消費者物価指数

* 6月11日(木) 米6月FRB政策金利、米5月PPI、米新規失業保険申請件数

* 6月12日(金) 英4月貿易収支、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数

* 6月13日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


(Visited 56 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や情報を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。