原油は大幅反落 ロシアが減産緩和か

原油は大幅反落 ロシアが減産緩和か
原油先物 日足

27日のWTI原油先物の終値は、前日比-1.54ドルの32.81ドルと反落。一時32ドルを割り込んでおり、34ドルを天井としたポジション決済売りに押されている。

ロシア政府は27日、プーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子が電話会談を行い、原油の協調減産に一段の協力をすることで合意したことを発表した。

しかしブルームバーグ通信によると、ロシアはOPECプラスで合意した減産水準を守りつつ、7月には減産を緩和する方針を固めていると報じた。当初の予定では減産規模を段階的に縮小することが含まれていたが、合意以来サウジは追加減産の意向を示していた。しかしロシアは合意に基づいて減産を緩和すると示したことで、需給が緩むとの思惑から原油は売りに押された。

6月9-10日に次回のOPECプラス会合が予定されており、参加国は減産を延長するか緩和するかの選択を迫られている。

米石油協会(API)は27日、週間原油統計を発表。原油在庫は873万バレル増と予想外に増加したことが原油相場の重石となった。本日は米エネルギー情報局(EIA)が週間原油在庫を発表するが、過去最大規模の協調減産が行われている中で原油在庫増加となれば、さらなる下落圧力になると予想される。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

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