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金は続落 ワクチン期待高まる

金先物 日足

26日のNY金先物の終値は、前日比-22.4ドルの1705.6ドルと続落。安値1700.0ドルを付けて反発しており、1700ドルが一つの節目として見られているようだ。

新型コロナウイルスのワクチン開発が進められる中、米バイオ医薬品企業のノババックスは25日、ワクチン候補の臨床試験を開始したと発表した。緊急使用許可の取得を目指すとしており、年内に生産量が1億回分に拡大する可能性を示している。

米モデルナ社に続いた臨床試験が開始されたことでワクチン開発への期待が高まっており、リスク選好の動きとなり金相場は売られる展開となった。

世界各地での経済活動再開も景気回復の期待を高めており、米株価指数は大幅上昇。米ダウ平均は節目となる25,000ドルを突破し、約2ヶ月ぶりの高値をつけるほど強い上昇を見せ、金の売りを加速させた。

米民間調査機関コンファレンス・ボード(CB)は26日、5月の米消費者信頼感指数を発表。結果は86.6と先月の85.7から改善した。CBの経済指標担当のリン・フラスコ氏は「信頼感への低下は一服したもようだが、急回復は見込みにくい」と述べており、回復には時間がかかると見られているが、新型コロナ拡大による景気低迷の最悪期は過ぎ去った可能性も示唆された。

中国による香港を対象にした国家安全法を制定する動きをめぐり、米トランプ米大統領は26日、今週中にも中国に対する措置を講じることを示した。トランプ氏は「とても力強くなると思う」と延べ、中国を牽制した。

香港をめぐり米中対立が激しくなる恐れがあり、展開次第で安全資産である金への資金流入が考えられる。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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