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貴金属需要回復? 不確実性に要注意

貴金属相場 足元の状況

貴金属価格は、しばらくもみ合いが続いていたが、先週末から一段高となっている。

景気回復への期待から、18日の銀先物価格の終値は、14日終値から約8%高い、17.47ドルとなった。

また、工業用需要がメインのパラジウムは同13%上昇、白金も同12%上昇となっている。

一方、金価格は安全資産需要の後退を受け、前日比で1.25%の下落となった。

貴金属需要回復? 不確実性に要注意

新型コロナウイルスの感染は19日時点で世界196か国以上、475万人以上に広がり、死者は31万人以上に上っている。

先週末発表された、4月の米小売売上高は、新型コロナの影響で前月比16.4%減と、大幅なマイナスとなった。

しかし、ワクチン開発への期待などから、市場はリスク選好ムードが広がっているようだ。

米バイオ医薬大手のモデルナ(MRNA.O)は18日、COVID-19のワクチンが初期段階の小規模な治験で、有望な結果を示したと発表している。

安全資産需要がやや後退したことで、金価格は上値を抑えられたようだ。

USグローバル・インベスターズのマイケル・マトセク氏は、金価格の下落について「リスクオンで株に資金が流れたが、金を買う理由は多くあり、基本トレンドは上昇だ」と述べている。

一方で、新型コロナリスクの後退による景気回復への期待から、銀や白金、パラジウム価格は上昇。

白金・パラジウムは、主に自動車の排ガス浄化触媒として使用されるため、その価格は、自動車業界の動向の影響を受けやすい。

足元では、自動車メーカー各社が増産へ向けた動きを見せており、白金・パラジウム需要も伸びるとの期待から、白金やパラジウム先物も買われだしているようだ。

ただ、新型コロナや米中対立など、先行きが依然として不透明な中、このまま一気に価格が上昇する、ということは考えにくく、一旦下げる可能性もありそうだ。

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endo

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