1. HOME
  2. ブログ
  3. OPEC月報

OPEC月報

注目データ:OPEC月報

5月13日発表のOPEC月報から、注目データをピックアップします。

2020年 原油需給予測

新型コロナの影響で、突然大きく需給バランスが崩れた原油市場。

需給バランスをとるべく、OPEC+は5・6月に日量970万バレル、7-12月には日量770万バレル、2021年1月-2022年4月は日量580万バレルの減産を行うことで合意しています。

また、OPEC加盟国以外も減産を行っています。

OPEC月報によると、2020年のOPEC以外の産油量は、前年比で約353万バレル減少する見通しとなっています。

中でも、米国、カナダ、ロシアの減産幅が大きいと予測されています。増産となる見通しなのは、ノルウェー、ブラジル、ガイアナ、オーストラリアだけです。

一方で、2020年の原油需要は、前年比で日量907万バレル減少する見通しを示しています。

OPECは、自分たちが年平均で554万バレル以上の減産をしなければ、原油市場は供給過剰となると予測しているわけです。

6月10日のOPEC+会合でも、こういったデータをベースに、今後の減産について話し合われるとみられます。

注目情報まとめ

■原油価格

原油価格は4月、供給過剰を背景に大きく下落。OPEC原油バスケット価格は、2001年12月以来の安値に。ブレント原油先物は21%の下落、WTI原油先物は45.2%の下落となった。原油先物市場ではコンタンゴ(順鞘)傾向が強まり、限月間の価格差は拡大している。投機筋は、ICEブレント原油先物、NYMEX WTI原油先物ともに、買いポジションを増やした。

■世界の石油需要

2019年の石油需要は年平均で日量9,872万バレルだった。2020年は、前回の予測から223万バレル下方修正し、前年比で日量907万バレル減となる見通し。需要減が最も顕著なのは4-6月期で、新型コロナの影響が和らぐにつれて回復する見込み。

■世界の石油供給

OPEC以外の産油国による2019年の石油供給量は、前年比で202万バレル増となった。2020年は、前回予測から200万バレル下方修正し、前年比で日量350万バレル減となる見通し。特に北米の生産量減少が大きくなると見られる。2020年の米国の産油量は、前年比日量140万バレル減と予測。

■原油在庫量の推移

OECD諸国の3月の石油在庫量は、前月から5,770万バレル増加し、30.02億バレルとなった。前年同期比では1,258億バレル増、5年平均より8,860万バレル多い。

(Visited 14 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

endo

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や高次元の技術を発信し、投資家の皆様の喜びに貢献できる企業を目指します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。