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金価格上昇、上値は重く横ばいか

7日、トランプ大統領は新型コロナウイルスによって打撃を受けた米国経済を立て直す為、政府内で新たな追加経済対策を検討していることを明らかにした。

具体的な措置については触れられていないが、個人への現金支給、確定申告期限の延長、企業への融資など様々な可能性があると示した。

米議会はこれまでに、総額約3兆ドル規模の経済対策を可決している。

今週、米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートは約6兆7,700億ドルに拡大し、先週に引き続き過去最高を更新した。

FRBのバランスシートの拡大は、ドル安方向への期待が高まり、金にとっては相対的に買い材料と見られやすい。

ただバランスシートの増加スピードは鈍化しており、現状の金価格の値動きとFRBのバランスシートの増加スピードには相関性が感じられる。

NY金先物価格 日足チャート

短期的には、4/14の高値1747.7ドルを付けてから横ばいであると判断できる。現状では25日移動平均線に支えられ、5日移動平均線を上抜いて価格が推移している為、買い方にとっては有利な状況だ。

ただ、今日大きな陰線で終わった場合、買いを仕掛けたい、もしくは既に買いポジションを持っている投資家にとっては、好ましくない形『三尊』を直近で形成する可能性がある。

米中間の追加関税措置や、アジア地域などにおいてはジワリと地政学リスクなども増してきており、金価格が更に上昇する期待値はある。

現状、金価格は中途半端な値位置とも考えられ、買い・売りどちらも仕掛けにくく、様子見が得策ではないだろうか。

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tagashira

さくらインベストディーリング部所属アナリスト。金融商品全般に精通し、顧客の方向けのレポートも担当している。プライベートでは株式投資に没頭中。                                       ✿記事更新をTwitterでお知らせしています!

 

 

 

 

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