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需要回復期待から原油続伸 OPEC+減産も意識

WTI原油先物チャート 日足

4日のWTI原油先物の終値は、前週末比+0.49ドルの22.78ドルで続伸。本日に入り更に値を押し上げ、11時現在では23.7ドル辺りを推移している。

新型コロナウイルスの感染拡大がピークを超えたとして、欧州各国や米国の一部の州では外出制限を緩和している。死者が米国に次いで世界に2番目に多いイタリアでも4日、約2カ月ぶりに外出制限を一部解除し、製造業や建設業などの再開が認められた。各国の経済活動再開の動きが広がっていることから、原油需要回復の期待が高まり、原油相場上昇を支えた。

米エネルギー調査会社ジェンスケープの統計によると、WTI原油の受け渡し場所である米オクラホマ州クッシングの原油在庫が180万バレル増加したと報告。在庫の増加ペースは鈍化しており、5月から始まったOPECプラスによる協調減産が意識されたことも原油価格上昇の要因の一つと見られる。

ゴールドマン・サックスのエコノミストによると4日、「経済活動は底打ちしたようだ」との見解を表明。4-6月の先進国経済は平均で32%縮小すると予想しているが、7-9月は16%成長、10-12月は13%上昇すると予測した。

人々の移動が最悪期に比べ増加したことによる原油需要の一部回復や、産油国による減産によって、原油相場が上昇することに一段と楽観的になっているとの認識を示した。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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