商品指標を知ろう!~原油編~

商品指標を知ろう!~原油編~

原油価格に影響を与えるデータと、その見方をご紹介します。

EIA週間石油レポート

EIA(米エネルギー情報局)が毎週水曜日に発表している、米国の産油量や原油在庫量が分かるデータです。

原油生産量・消費量ともに世界最大級である米国のデータは、市場でも注目されています。

ちなみに、API(米石油協会)も、毎週火曜日に米原油在庫統計を発表しています。 APIは民間団体、EIAは公的機関ですので、EIAのデータのほうが信頼性が高いとされていますが、1日早く発表されるということで、APIのデータも原油価格に影響を与えることがあります。

▶ EIA週間レポート

▶ EIA米原油在庫量の推移


ベイカー・ヒューズ 米オイルリグ稼働数

オイルリグとは、新しく油井を掘るための掘削装置のことです。米国のベイカー・ヒューズ社が、毎週金曜日に、このリグの稼働数を発表しています。

オイルリグが稼働しているということは、新しく油井を掘っている、ということですので、将来の産油量が増えることにつながります。米国のオイルリグ稼働数は、数か月~半年後の米産油量に反映されてくると言われています。

つまり、足元でリグの稼働数が増加していれば、今後の産油量も増えていくと予測されますし、逆に、リグの稼働数が減少していれば、今後の産油量は減っていくと予測されます。

米国の原油生産量を予測する材料として、注目される指標の一つです。

▶ ベイカー・ヒューズ 米オイルリグ稼働数

▶ ベイカー・ヒューズ 米オイルリグ稼働数の推移


IEA石油市場レポート

IEA(国際エネルギー機関)は毎月半ばに、石油市場レポートを発表しています。

前月の石油市場の状況や、需給の現状と見通しなどがまとめられていて、特に、国際機関であるIEAによる見通しは、市場でも注目されています。

2020年の今後の公表スケジュールは、以下の通りです。

5/14(木)、6/16(火)、7/10(金)、8/13(木)、9/15(火)、10/14(水)、11/12(木)、12/15(火)

▶ IEA石油市場レポート


OPEC月次石油市場レポート

OPEC(石油輸出国機構)も、毎月半ばに、月次の石油市場レポートを発表しています。

IEAのレポートと同様に、需給の現状や見通しなどがまとめられています。OPECが、今後の石油市場をどのように見ているかが間接的にですが確認でき、OPECの動きを予測する手がかりにもなります。

2020年の今後の公表スケジュールは、以下の通りです。

5/13(水)、6/17(水)、7/14(火)、8/12(水)、9/14(月)、10/13(火)、11/11(水)、12/14(月)

▶ OPEC月次石油市場レポート


CFTC 投機筋ポジションデータ

CFTC(米商品先物取引委員会)は毎週金曜日に、火曜日時点の当業者・投機筋のポジションデータを公表しています。   

 投機筋の動き(買い越し・売り越し)が分かるため、注目されています。

▶ CFTC投機筋ポジションデータ

▶ WTI原油 投機筋ポジションの推移


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endo

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

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