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原油は再びマイナスも? 在庫状況がカギに

原油価格上昇 在庫増ペースが鈍化

原油価格は水曜日、やや上昇。

WTI原油先物は、日本時間9時40分、前日終値より1.11ドル高い、13.45ドルとなっている。

米原油在庫が大幅に増え、貯蔵スペースの不足懸念が強まり、原油価格に下落圧力がかかっている。

一方、在庫増加ペースがやや減速したことや経済活動再開への期待が、原油価格を支えているようだ。

原油は再びマイナスも? 在庫状況がカギに

今週に入り、原油価格は20%近く下がっており、一時は、10ドル台をつける場面もあった。

すでにWTI原油6月限がマイナス価格に陥ることを見越して、限月変更を行うファンドも出ている。

アゲイン・キャピタルのジョン・キルダフ氏は「現時点では10ドル以上をキープできているが、期近物から資金が流出しており、0ドル以下になるのは避けられないだろう」と述べている。

USOETFがWTI原油先物6月限を急遽売り払ったのに続き、S&Pも商品指数に組み込んでいる原油を6月限から7月限に変更することを発表した。

原油価格の下押し圧力となっているのが、米原油在庫の積み上がりだ。

28日、APIが発表した米原油在庫量は、前週比997.8万バレル増と、市場予想よりは少なかったものの、1000万バレル近く積みあがった。

先週は、APIの統計では前週比1322.6万バレル増、EIAの統計では同1500万バレル増だった。

増加量は減少しているものの、大幅な在庫増に、貯蔵スペースが足りなくなり、原油が投げ売りされることへの警戒感が強まっているようだ。

一方で、APIによると、ガソリン在庫は前週比110.8万バレル減となっている。これは、製油所が稼働率を下げていることによるものと考えられる。

EIAの週間原油レポートは、日本時間の本日夜に発表される予定だ。原油の在庫量に加え、貯蔵容量に対する在庫量の割合や、米産油量の変化にも注目が集まりそうだ。

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