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中東情勢緊迫、原油価格の上昇のきっかけになるか

22日、原油価格は反発し23日アジア市場が開いてから14ドル台に回復してきている。相対的な安値であるが、原油価格がマイナスを付けたという歴史的な局面に立ち会った投資家の買い注文を入れたいという相場観を狂わしている。

6月限と7月限の限月による価格差は23日10:00現在6ドルほどに幅が狭まってきていて、市場の投資家心理が落ち着き始めている事が考えられる。

WTI原油先物 6月限 4時間足チャート

トランプ大統領は22日「イランの小型砲艦が海上で米戦艦に嫌がらせをしてくれば、それら全てを撃沈し、破壊するよう米海軍に指示した」とTwitterに投稿した。

イランの革命防衛隊海軍の艦船11隻が、15日に米海軍の戦艦に異常接近した事が関係していると考えられる。

中東地域での地政学リスク上昇は、一時的に原油価格を押し上げるが、決定的な出来事が起こると大きな決済の波も予想される為、この材料を当てにして原油先物に買い注文をいれるのであれば、短期的な目線が妥当かと思われる。

22日、米国エネルギー情報局が発表した週間統計によると、17日までの原油在庫は1,500万バレル増となった。13週連続の増加でおよそ9,000万バレルの原油在庫が積みあがった。

米国のクッシング原油在庫も前週比478万バレル増え、在庫量は6,000万バレルに迫っている。

クッシング原油施設の貯蔵限界は約7,600万バレルだが、残りの貯蔵容量は既に予約で埋まっているという情報がある。

みずほニューヨークの先物担当ディレクター、ボブ・ヤウガー氏によると「4月末までのサウジアラビアによる増産分を考慮すると原油在庫は更に増える事が予想され、遠くない将来原油を貯蔵する場所は無くなる」と指摘した。

これらの情報は以前から言われており、既に原油価格に織り込まれている可能性が高い。地政学的なリスクはいずれ後退することも考慮する必要はあるが、どこかで買い注文を入れたくなる値頃感ではある。

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