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金価格2000ドル超えも? コロナ後の市場見通し

金価格やや下げ 強弱材料が混在

金価格は火曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時間10時46分、前日終値より6.0ドル安い、1705.2ドルとなっている。

月曜日には、原油価格の歴史的な急落により株価も下押しされ、安全資産の金に資金が流れたようだ。

一方、ドル指数が依然として高水準となっていることが、金価格の上値を抑えているとみられる。

金価格2000ドル超えも? コロナ後の市場見通し

新型コロナウイルスの感染は21日時点で世界193か国以上、243万人以上に広がり、死者は16万人以上に上っている。

20日には、新型コロナウイルスの影響で需要が激減し、供給過剰となったWTI原油価格が、史上初めてマイナス圏まで急落した。

原油価格の急落を受け、米株価も下落。安全資産需要から金が買われ、経済活動再開への期待からやや下げていた金価格は、反発した。

オアンダのエドワード・モヤ氏は「原油価格の歴史的な急落で、今の世界経済の状況は、平常時とかけ離れていることが浮き彫りとなった。これが、金価格の強いサポートとなるだろう」と指摘。

同氏はまた「今週、金価格は1800ドルを試す展開となる可能性もある」とも述べている。

TDセキュリティーズのバート・メレク氏は「金融・財政支援で莫大な資金が供給される中、経済活動が再開へと向かえば、インフレリスクを回避するために金が買われるようになる」との見方を示した。

TDセキュリティーズはレポートで、およそ3か月後の金価格を1900ドルと予測。インフレが実際に問題視されるようになれば、2100ドルに達する可能性もあるとしている。

JPモルガンのナターシャ・カネバ氏は「政策金利がゼロとなったことで、米国10年債利回りは上半期中に-65bpまで低下すると考えられる。そこから試算される金価格は1800-1850ドルだ」と述べている。

一方、ロイターの調査では、2020・2021年の金価格は、ドル高と現物需要の減少により、現在の水準以下にとどまる、との見方が示されている。

様々な材料が混在する中、市場で注目される要因は、状況により変化していくと考えられ、相場を注視する必要がありそうだ。

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NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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