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米国WTI原油先物市場で20ドル台に急落・・チャンスと見るか

14日の取引で米国WTI原油先物が急落し、一時20ドルを割る局面も見受けられました。アジアタイムは20ドル台から取引がスタートしています。

OPECプラスは970万バレルの減産で最終合意、米国・ブラジル・カナダは生産の実質的な減少も踏まえ370万バレル減産に寄与し、ノルウェーなど他の産油国では130万バレル減産に寄与する事をマーケットに提示しています。

OPECプラスの枠を超えた産油国による大規模な協調減産がなされようとしていますが、原油価格は下落しています。

市場では不十分だと冷ややかな評価がなされているか、もしくは余りにも提示された減産幅が大きい為「本当に可能なのか?」という疑問も出てきているようです。

新型コロナウイルスの影響により原油需要が急速に落ち込み、3~4月期の原油需要は約2000~3000万バレル減少していると言われています。

本格的に原油価格が上昇する為には新型コロナウイルスの終息が必要です。

WTI原油 日足チャート

WTI原油先物チャートを見ると、今週週末にかけて上昇すれば、三点底が形成され、逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)になり、買い方有利の状況となり得ます。

足元の原油安は、新型コロナウイルスによる原油需要の落ち込み、供給過剰による原油在庫のダブつきが原因です。

今後のシナリオとして世界各国政府、中央銀行による金融緩和や産油国による大規模な協調減産が原油価格下落のブレーキに寄与してくるかと思います。

「上昇相場は悲観の中で生まれる」という格言からも、先物市場にて新型コロナウイルスの終息を待たずして上昇相場の始まりを形成する可能性もあり、そうなると売りで仕掛けている投資家の本格的な利益確定による決済の波も予想されます。

今後20ドルを割り込み10ドル台に突入する可能性はありますが、10ドル台に入ると大きな買いが入る値動きが見られる為、底値は限定的だと判断出来るかと思います。

原油相場にて安値を拾うことが出来れば今後の上昇に期待感を持てます。

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tagashira

さくらインベストディーリング部所属アナリスト。金融商品全般に精通し、顧客の方向けのレポートも担当している。プライベートでは株式投資に没頭中。                                       ✿記事更新をTwitterでお知らせしています!

 

 

 

 

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