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金価格に上昇圧力 各国コロナ対策で

金価格続伸 安全資産需要伸びる

金価格は火曜日、やや下落。

NY金先物は、日本時10時02分、前日終値より7.3ドル高い、1768.7ドルとなっている。

新型コロナウイルスの影響による世界景気の後退懸念から、安全資産の金買いが進んでいるようだ。

また、大規模な経済政策によるインフレリスクも、金市場への資金流入要因となっているとみられる。

金価格に上昇圧力 各国コロナ対策で

新型コロナウイルスの感染は、14日時点で世界193か国以上、188.9万人以上に広がり、死者は11.7万人以上に上っている。

13日には、米主要企業の1-3月期決算発表が本格化するのを前に、新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化を警戒した売りなどにより、米株価は反落した。

先行き不安が広がる中、安全資産の金に資金が集まっているようだ。NY金先物は13日、一時およそ7年半ぶりの高値となる1772.8ドルをつけた。

ブルーライン・フューチャーズのフィル・ストレイブル氏は「米株価が激しく上下する中、それを嫌う投資家が金市場に殺到しているようだ」と指摘。

また、同氏は「金価格を根本的に支えているのは、インフレ懸念だと考えている」とも述べている。

インフレ時は相対的に通貨価値が下がる一方、物である金の価値はむしろ高まる。そのためインフレ時には、資産価値を保全するための金需要が増える傾向がある。

新型コロナの影響で世界的に経済活動が停滞し、デフレ懸念から金価格は下押しされていた面もあったが、各国経済政策による大量の資金供給により、むしろインフレ懸念が高まりつつあるようだ。

米FRBは9日、2.3兆ドル(約250兆円)規模の緊急資金供給を発表。また、EU各国の財務相は同日、5400億ユーロ(約64兆円)規模の経済対策を承認した。

一方、国債投資銀行UBSは最近のレポートで、FRBの金融緩和によって、米実質金利はマイナス圏まで低下するとの見方を示している。

低金利も、金価格の強材料となる傾向がある。各国の金融・財政政策によって、金価格には上昇圧力がかかりやすい環境が続きそうだ。


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