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金は買いが加速? 金相場は強材料多く

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金先物市場 概況(2020年4月6日~4月11日)

NY金先物は11日、前週比107.1ドル(6.51%)高い、1752.8ドルで取引を終えた。

13日時点で、新型コロナウイルスの感染確認は世界193か国以上に広がっており、感染者数は182万人以上、11.2万人以上が亡くなっている。

先行きが見えない中、金価格は高水準での推移が続いている。

米労働省が9日に発表した新規失業保険申請件数は、事前予想525万件を大きく上回る660万6000件と、過去最多に近い水準となり、安全資産の金買いを加速させたようだ。

また同日には、FRBが総額2兆3000億ドル規模の緊急資金供給を発表し、インフレ懸念や財政赤字懸念などから、金市場へ資金が流入したとみられる。

今週の金価格見通し

新型コロナウイルス感染拡大による、世界経済への影響は、日に日に大きくなっているようだ。

ここ3週間の米新規失業保険申請件数は合計で約1,680万件に上っている。米国各地で経済活動が停止し、過去に例を見ない速さで解雇が広がっているようだ。

新規失業保険申請件数からは失業率が15%に接近するとの試算もあり、リーマンショックの時を超える可能性も出てきた。

今週も、木曜日発表の米新規失業保険申請件数に注目が集まりそうだ。

状況好転の兆しが見えない中で、金の安全資産需要は高止まりしている。また、景気を下支えするための金融・財政政策も、長期的に金価格の強材料となりそうだ。

先週の週足チャートは基準線を上放れた位置からさらに価格が上昇し、大陽線で引けた。先高観が非常に強くなっていると言えそうだ。今週の目安としては、基準線の1600ドル付近が、強い下値サポートとなり、ここを下抜けることがあれば、弱気転換もあり得る。

一方、日足チャートでは、上向きの転換線の上を推移し、金曜日は大陽線で引けている。RSIで見るとまだ買われすぎ水準に達しておらず、一段高となる可能性もありそうだ。今週は、転換線1655ドル付近が下値支持となり、ここを下抜けることがあれば、1630ドル付近までの下げもあるかもしれない。

注目の経済指標、イベント(4月13日~4月18日)

* 4月14日(火) 中国3月貿易収支、米3月輸入物価指数

* 4月15日(水) 米3月小売売上高、米4月NY連銀製造業景気指数

* 4月16日(木) 独3月CPI、米4月フィラデルフィア連銀景況指数、米新規失業保険申請件数

* 4月17日(金) 中国1-3月期実質GDP、中国3月鉱工業生産指数、中国3月小売売上高

* 4月18日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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