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各国利下げは続く 再び金市場へ資金流入

NY金先物チャート 日足

30日のNY金先物は、前週末比+18.2ドルの1643.2ドルでクローズした。

NY金先物は先週1週間で大幅上昇を見せ、30日は約30ドル幅の上窓を開けてオープンしたが、その後は利益確定売りや米株価指数の上昇を受け、続落する展開となった。

新型コロナウイルス感染が拡大する中で、金ETFの最大銘柄であるSPDRゴールドシェアへの資金流入は、世界金融危機以来の最大の量となっている。

先週、FRBが米国債などの資産を必要な量買い入れる無制限の量的金融緩和を決定。市場への資金供給を強化する措置により、ドル需要のひっ迫に対する警戒感が和らいだ。また、パウエルFRB議長は26日、景気後退に陥っている可能性を示唆した。

これらを受け、ドルを確保するために金の換金売りの流れが和らぎ、投資資金が再び金市場に戻ってきている。

主要各国が経済対策を打ち出す中、30日、中国やインドも利下げを実施した。中国中央銀行の引き下げ幅は0.2%で、過去5年間で最大の引き下げとなった。

各国が利下げする中で、金利の付かない資産とされる金への資金流入が期待できる。また、政府の財政出動による財政赤字拡大が確実視される状況で、金価格の下値は堅くなることが予想される。

一方で、米医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンはワクチンを来年早い時期に完成させ、およそ10億回分接種できる量を提供できるという見通しを発表した。また、WHOによる一部のワクチンに効果が見られるという見解を示した。新薬開発への期待がリスク回避の後退につながることも考えられる。

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