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金は連日急騰後の反落 異常な需給ひっ迫

NY金先物チャート 日足

25日のNY金先物の終値は、前日比-27.4ドルの1633.4ドルで反落した。

米政府は25日、新型コロナウイルス感染拡大に対応として、過去最大の総額2兆ドル規模の経済対策で合意した。個人への現金給付や企業支援が柱の策で、上下両院は早期の可決・実施を目指しており、トランプ米大統領は可決されれば直ちに署名すると表明した。

これを受け、米株式市場は大幅高となるなど投資家のリスク警戒感は後退し、安全資産としての金は売られやすくなった。

25日の金相場は、2日連続急騰したことの反動から利益確定売りが出たと見られているが、一時1700ドルに迫るほど強い動きを見せており、価格上昇要因の一つとして金市場で異常な需給ひっ迫が起きていることが挙げられる。

安全資産として金の需要が高まっている中で、新型コロナウイルスによって金輸送のための航空便の運行が止まり、精製施設は閉鎖され、国際的な取引が難しくなっているようだ。

BMOキャピタルのタイ・ウォン氏は「過去数十年で、戦争でも金融危機でも自然災害でも、精製が止まることはなかった」と述べている。この状況を受け、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は新たな先物の取引開始を急ぐと表明し、需給ひっ迫への対処を打ち出している。

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sasaki

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