シェール業者の窮状 米産油量は減少も?

シェール業者の窮状 米産油量は減少も?

原油価格横ばい 米コロナ対策受け

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間9時31分、前日終値より0.05ドル安い、24.44ドルとなっている。

米政権による景気刺激策が実現に向けて進展したことが好感され、原油価格の支えとなったようだ。

一方、新型コロナ感染拡大や低価格戦争の影響で、原油価格の上値は引き続き重い。

シェール業者の窮状 米産油量は減少も?

新型コロナウイルスの感染は26日時点で世界182か国以上、44.7万人以上に広がり、死者は2万人以上に上っている。

新型コロナウイルスの影響が世界中で拡大する中、石油需要の減少が続いている。

中でも、世界的な移動制限により、ジェット燃料需要が大きく減少。4‐6月期はさらに落ち込むとの見通しもある。

また、25日発表のEIA週間石油レポートによると、先週の原油在庫は前週比160万バレル増、ガソリンなど石油燃料需要は、前週比で約210万バレル減となっている。

ビトール・グループは、今後数週間で1500~2000万バレルの需要減となるとの見通しを示した。

需要減に加え、サウジアラビアなどによる供給増見通しが、原油価格を下押ししている。

米国のエネルギーセクタ―は、すでに新規投資カットやリストラを始めている。米シェール企業の多くは、新規投資額を少なくとも30%削減する意向を示している。

ダラス連銀の調査によると、石油・ガス企業の先行き見通しは「非常に悲観的」になった。

原油安による米シェール企業の窮状を受け、米議会では「外交的努力」を求める声も上がっているようだ。

アゲイン・キャピタル・マネジメントのジョン・キルダフ氏は「まるで原油暴落後に米原油生産力が落ち込んだ1998年の時のようだ」とコメントしている。

原油安により米シェール企業の倒産が相次いだ場合、米産油量は大きく減少していく可能性もありそうだ。


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