1. HOME
  2. ブログ
  3. 原油は弱気継続か 米国の動きに注目

原油は弱気継続か 米国の動きに注目

weekly oil

原油先物市場 概況(2020年3月16日~3月20日)

            WTI原油先物期先チャート 1時間足

WTI原油先物は20日、前週比9.10ドル(28.68%)安い、22.63ドルで取引を終えた。

週の下げ幅は前週を上回り、1991年1月以来の大幅な下げを記録した。

引き続き新型コロナウイルスの感染拡大による需要減と、主要産油国による供給増見通しが、原油価格を押し下げたようだ。

IHSマークイットやビトールなどは、原油需要は新型コロナの影響によって、10%程度減少する可能性があるとの見通しを示している。

大幅な下げを受け、木曜日には安値買いの動きも見られたが、週末には投機筋によるポジション外しが膨らみ、原油価格を押し下げたとみられる。

            CFTC WTI原油先物 投機筋買い越し幅

今週の原油価格見通し

欧米での爆発的な新型コロナ感染拡大と、サウジなどの増産見通しにより、原油価格には引き続き強い下押し圧力がかかりそうだ。

サウジやUAEが増産の数値目標を公表する一方、ロシアからは原油価格の上昇を望むとの発言も上がっているが、プーチン大統領が原油低価格戦争の敗北を認める可能性は低いとみられる。

一方で、想定以上の原油安を受け、米国が対応に動き出した。

米当局は20日、原油市場の安定化のために、エネルギー局職員をサウジアラビアへ派遣する、と発言。また、テキサス州はOPEC事務局長と、世界的な協調減産の可能性について話し合ったようだ。

今週は、米国の介入を受け、供給国の動向が注目されそうだ。

            WTI原油先物期先チャート 日足

先週の週足チャートは転換線を大きく下放れ、下ヒゲのある大陰線「陰の寄り付き坊主」引けた。この足が出ると、基本的には先安観が強いが、底値圏に到達したサインとして現れることもあるため、今週の値動きを注視する必要がありそうだ。

一方、日足チャートは木曜日・金曜日とも、転換線で上値を押さえられ、上ヒゲの長い足で引けている。こちらも先安観が強く、転換線の28.5ドル付近が強い上値抵抗となりそうだ。逆に言えば、ここの抵抗を上抜けた場合は、反転上昇の可能性が強くなるだろう。

注目の経済指標、イベント(3月23日~3月28日)

* 3月24日(火) ユーロ圏3月消費者信頼感指数、ユーロ圏3月製造業・非製造業PMI

* 3月25日(水) API米原油週間在庫統計、EIA米原油週間在庫統計

* 3月26日(木) 英2月小売売上高、米10‐12月期実質GDP、米新規失業保険申請件数

* 3月27日(金) 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数

* 3月28日(土) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


↓よろしければ、応援クリックお願い致します!

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ
にほんブログ村


商品先物取引の基礎を学べるセミナーも随時開催中♪   

詳しくはこちらから。

(Visited 19 times, 1 visits today)
The following two tabs change content below.

遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

重要事項

 

当サイトは、当社の経営理念である「株式会社さくらインベストは投資に関する幅広い知識や情報を発信し、お客様をはじめ投資家の皆様の喜びに貢献します」に基づき、一般的な金融リテラシーの知識向上に役立てていただくことを目的としています。
当社(株)さくらインベストは商品先物取引業者であり、金融業者(証券会社等)ではなく、当社で株式等の金融商品の取引を行うことはできません。その為、金融商品等の勧誘や媒介を目的としていません。また、金融商品等のメリットを助長し取引を勧めるものでもありません。

 

【リスク・費用などの重要事項】
<リスクについて>
商品先物取引は相場の変動によって損失が生じる恐れがあり、また、当社必要証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している証拠金等の額を上回る可能性があります。
<証拠金等の額とレバレッジ>
商品先物取引は委託に際して証拠金等の預託が必要になります。最初に預託する当社必要証拠金額は商品により異なりますが、2020年10月5日現在最高額は取引単位(1枚)当り1,300,000円、最低額は取引単位(1枚)当り4,760円です。国内商品市場取引の必要証拠金額は、毎週日本証券クリアリング機構にて発表されるプライス・スキャンレンジと同額です(損失限定取引を除く)。ただし、実際の取引金額は当社必要証拠金の額の約7倍という著しく大きな額になります。また証拠金等は、その後の相場の変動によって追加の預託が必要になることがあり、注意が必要です。ただし、その額は商品や相場変動により異なります。
<委託手数料について>
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品・約定値段等によって異なりますが、2020年10月5日現在、最高額は取引単位(1枚)当り11,000円(片道・税込)です。

 

 

【本サイト使用上の留意点について】
本サイトのコンテンツや情報は当社が信用できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業上データに誤りが発生する可能性がございます。また、当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本サイトは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の商品の売買あるいは取引の勧誘を目的としたものではありません。本サイトにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本サイトの論旨と一致しない他のレポートを掲載している、或いは今後掲載する可能性があります。本サイトでインターネットのアドレス等を記載している場合がございますが、当社自身のアドレスが記載している場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本サイトの利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
<著作権について>
本サイトは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本サイトの一部もしくは全部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。

 

 




  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。