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原油低価格戦争 米政権も介入か

原油価格続伸 18日の急落後

原油価格は金曜日、続伸。

WTI原油先物は、日本時間10時30分、前日終値より3.59ドル高い、28.47ドルとなっている。

16日から大きく下げていた原油価格は19日、約25%上昇。一日の上昇率は史上最高となった。

一方、新型コロナや低価格戦争の影響で、原油価格の上値は非常に重くなっている。

原油低価格戦争 米政権も介入か

一時20ドル台まで下落した原油価格は、やや値を戻している。

しかし、コロナウイルスの影響が拡大する中、原油価格への下押し圧力は依然として強い。

20日時点で、新型コロナウイルスの感染者数は世界158の国・地域で23.2万人以上に上り、うち9800人以上が亡くなったと伝えられている。

新型コロナの感染拡大を受けて、欧米でも学校や企業などの休校・休業措置が相次ぎ、経済活動が抑制されている。原油需要も大きく減少し、原油価格を下押ししている。

リポウ石油アソシエイツのアンドリュー・リポウ氏は「18日の急落後には安値買いが入ったとみられるが、大きな動きにはならないだろう。市場は4・5月の大幅な需要減を懸念している」と指摘している。

米投資銀行のジェフリーズは「4月1日以降は、日量約400万バレルの供給過剰となると見込まれ、原油価格は20ドル以下まで落ち込む可能性もある」と指摘している。

また、サウジアラビアとロシアの原油低価格戦争も、原油価格の弱材料となっている。

3月6日に協調減産終了が決定した後、ブレント原油価格、WTI原油価格ともに、2週間足らずで価格が半分以下まで落ち込んだ。

米国では18日、原油安により多くのシェール業者が倒産リスクに直面している事態を受け、上院議員がサウジ大使に低価格戦争をやめるよう要請した。

米産油業が原油安に苦しむ中、トランプ米大統領は「ガソリン価格低下は米消費者にとってよいこと」としながら「適切な時期に(低価格戦争に)介入するつもりだ」と発言している。

原油低価格戦争に米国がどのようなスタンスを取るのか、注目される。


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