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コロナパニック 金相場も下押し

金価格横ばい 現金化の波再び

            NY金先物期先チャート 日足

金価格は木曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間10時50分、前日終値より12.3ドル高い、1490.2ドルとなっている。

18日には、新型コロナ感染拡大への懸念から、再び現金化の動きが加速。金も3%超の下落となった。

各国が次々と景気下支え政策を表明しているものの、金融市場は荒れ模様が続いている。

コロナパニック 金相場も下押し 

18日、金先物価格は再び1500ドルを割り込み、200日移動平均付近での推移が続いている。

株や原油などのいわゆるリスク資産が売られやすい状況が続く中、金融資産を現金化する動きが金市場にも及んでいるようだ。

ドル需要が増大し、主要6通貨に対する米ドルの価値を示すドル指数はおよそ3年ぶりに100を超えた。金価格はドル指数と逆の値動きになりやすく、ドル高も金価格の下押し要因となっているとみられる。

BMOのタイ・ウォン氏は「景気刺激策も株価を支え切れない状況の中で、市場流動性が悪化している。金相場もリスクオフ・パニックに巻き込まれ、影響はまだ続きそうだ」と述べている。

19日時点で、新型コロナウイルスの感染者数は、世界150か国以上で20.9万人を超え、8700人以上が 新型肺炎により亡くなったと報告されている。

欧州での感染拡大が続く中、米国でも新規の感染確認件数が先週の4倍以上に急増している。

米連邦議会では、米政権による1兆ドル規模の景気刺激策の具体的内容について審議している。

オアンダの市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「市場は、トランプ政権の軽減税制が承認されるかどうかを注視している。結果が出るまで、金市場も荒れ続けるだろう」と述べている。

同氏は「迅速な対応がされなければ、事態はさらに悪化する可能性もある」とも指摘している。

一方、ティケ・キャピタルのタリク・ザヒル氏は「投資家の目は株価に釘付けとなっており、金の商いは比較的薄くなっているが、1500ドルを切ったところは買い場と言えるだろう」と述べている。

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しつつある欧米では、非常に警戒感が強くなり、パニック売りなどにつながっているようだ。金市場への影響も、まだしばらく続きそうだ。


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