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金は急反発 換金売りは一服

NY金先物チャート 日足

NY金先物の17日の終値は、前日比+39.3ドルの1525.8ドルでクローズ。前日まで6日続落だったが反発して引け、大幅高となった。

新型コロナウイルスの拡大で景気後退懸念が強まる中、主要国の株式相場が急落。金は安全資産とされているが、損失穴埋めのための換金売りで前日は3カ月ぶりの安値を付けていた。17日は、急速に売られすぎたとの見方から、買い戻しや安値拾いの買いが入った。

米連邦準備理事会(FRB)は17日、企業が短期資金調達のため発行するコマーシャルペーパー(CP)を購入すると発表した。新型コロナウイルスによる先行き不安で、手元資金の積み上げを急ぐ企業に対し、直接潤沢な資金を供給して景気の冷え込みを避けるためだとしている。

また、米政府は総額1兆ドル規模の経済対策を明らかにした。市民に対する現金給付も検討しているとしており、トランプ大統領は「米国がかつてないほど強く回復するよう積極的に行動する」と議会に承認を促した。

これを受け、ダウ平均は1000ドル高となり、米10年債利回りは1%台に回復。金相場にも買いが入った。

世界的な金融緩和は金利が付かない資産である金には追い風で、政府の財政出動による財政赤字拡大のリスク上昇も金の上昇要因となっている。金を取り巻く環境は好環境となっているといえる。


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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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