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原油安いつまで? 需給両面で弱気に

原油価格横ばい 26ドル底値手前で

原油価格は水曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時26分、前日終値より0.58ドル高い、27.53ドルとなっている。

コロナウイルス感染拡大と供給過剰懸念により、原油価格には強い下押し圧力がかかっている。

また、サウジアラビアが原油輸出を増加させると発言したことで、さらに価格は下押しされたようだ。

原油安いつまで? 需給両面で弱気に

17日、サウジ エネルギー相は、自国の発電燃料を原油からガスに代える計画にともない、今後数か月で原油輸出を日量1000万バレル以上まで増やすと発言。

供給過剰懸念が強まったことで、原油価格は下押しされた。

また、欧州を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスへの対応で、経済活動が制限される事態が広がっている。

原油供給増に加え、原油需要減の状況にも改善の兆しが見えないことで、原油価格の上値は重い。

一方、SPR(戦略的石油備蓄)への原油買い入れを発表した米国の他、日本や南アフリカなど、世界各国で安い原油を買い入れて備蓄に回す動きが出始めており、原油価格の一定の支えとなりそうだ。

また、API発表の原油在庫統計で、原油在庫は前週比約42万バレル減少となった。また、ガソリンや、中間留分在庫も大きく減少。

米国では、原油安による産油業者の倒産などにより、産油量が大きく減少する可能性もある。原油安により、ブラジルでは原油採掘予算が最大20%削減されるとの指摘もある。

原油安を受け、イラクはOPEC+の緊急会合を要請した。OPEC第2位の産油国であるイラクも、足元の原油安は許容できないとみられ、需給均衡のための対応を強く求めているようだ。

サウジがOPEC加盟国までも潰すつもりでなければ、協調減産が終了する今月末にも、何らかの対応が話し合われることになるかもしれない。

原油安に耐えられない国や企業による供給が途絶えるか、あるいはその前に需給バランスをとるための対応がとられるか。どちらにしても、原油価格はある程度は戻すことになりそうだ。


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