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FRB緊急緩和もスルー 換金売りで大幅安

NY金先物チャート 日足

NY金先物の終値は12日、前日比-52.0ドルの1590.3ドルで大幅安となった。本日11時現在では1560.0ドル付近まで下落している。

12日、トランプ大統領は欧州から米国への渡航を30日間渡航制限すると発表した。また、市場が期待していた給与税免除の実効性の不透明感などにより、12日の米株式市場はダウとS&P500がブラックマンデー以来の大幅安を記録。NY株式市場はサーキットブレーカーを発動するなど、世界的な株安が続く中で投資家のマージンコールでの金の現金化が売り圧力となった。

欧州中央銀行(ECB)は12日、政策決定会合を開催し、年末までに1200億ユーロの資産を追加購入すると決定した。昨年9月に開始されたECBの量的緩和は年間2400億ユーロの規模であり、年額の50%を上乗せしたことになる。

既にECBの政策金利はマイナス0.5%と緩和余地が狭い中での追加緩和となったが、市場の下落は止まらなかった。

NY時間では、FRBが1.5兆ドル規模の資金供給を発表した。これを受け、一時株式市場は買戻しの動きが加速する中で、金相場にも買いが入った。しかしNY市場引けにつれて株安となり、金も売られた。ドルは買いが入り、ドル建ての金相場は割高感から売りが加速した。

ECBやFRBの量的緩和を持ってしても株安の動きをとめることが出来ず、結果的にスルーした金融市場。

金は安全資産として上昇要因となるが、金融市場での損失穴埋めに金を手放す動きが続いている。2019年で大きく上昇した金相場は未だ高値圏と見ることができるため、リスク回避ムードでも利益確定売りや換金売りが出ることが続くとなれば、まだまだ下値余地はありそうだ。

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