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金先物は反落 米経済対策が好感

NY金先物チャート 日足

NY金先物は10日、前日比-15.4ドルの1660.3ドルでクローズした。

トランプ米大統領は10日、新型コロナウイルスの拡大による経済対策として、給与税減税や所得補償などをする動きを見せた。

これを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、9日に急落した株価やドルが買い戻されたことで、金はポジション整理の売り圧力が先行し反落した。

明日12日は欧州中央銀行(ECB)理事会が行われる。ドイツ銀行やJPモルガンも利下げを予想しており、グレッグ・フゼジー氏は「状況悪化を踏まえると、必要以上に大規模な措置をとることが現時点で合理的だ」と指摘している。

政策金利がすでにマイナス圏にあるため、ECBは債権購入やETF購入を拡大するとの観測も強まっている。

9日、米10年債利回りは過去最低の0.31%まで低下したが、10日は0.56%まで反発した。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかってない上、トランプ大統領の経済対策の詳細や時期についての不透明感が意識され、債券相場は下げ渋る面もあった。 しかし、長期金利の上昇が、金利が付かない資産である金の売り材料となった。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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