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金は強気継続か 新型コロナと利下げが支えに

金先物市場 概況(2020年3月2日~3月6日)

            NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は6日、前週比105.7ドル(6.75%)高い、1672.4ドルで取引を終えた。

新型コロナウイルスの感染拡大懸念から株価は乱高下し、安全資産の金に資金が流入したようだ。

8日時点で、コロナウイルスの感染確認は世界93か国以上に広がっており、感染者数は10万人以上、 死者数は3,400人を超えている。7日には、米ニューヨーク州でも非常事態宣言が出されている。

また、主要中央銀行による追加的金融緩和政策への期待も、金価格の支えとなっているとみられる。

FRBは3日、臨時会合を開いて0.5%の緊急利下げを決定した。臨時会合での利下げ決定は、リーマン ショック直後の2008年10月以来のことだ。

         CMEフェドウォッチより(3月18日の結果予測)

今週の金価格見通し

今週も、新型コロナウイルスの状況と、各国中央銀行の動きに注目が集まりそうだ。

FRBとカナダ中銀は、すでに50ベーシスポイントの大幅利下げを決定。

今週12日にはECBの政策金利発表が予定されており、すでにマイナス0.5%と利下げ余地に乏しいECBがどのような対応を決定するのか、注目される。

また、今月17・18日のFOMCで、FRBがさらに50ベーシスポイントの利下げを行う可能性もある。

目まぐるしい売買が続き、金相場も引き続き揺さぶられそうだが、コロナウイルスの状況が改善しない限り、下がればすぐ押し目買いが入るような展開となりそうだ。

             NY金先物期先チャート 日足

先週の週足チャートは転換線の下から長い陽線を形成し、転換線を上放れて引けた。引き続き先高観の強い形となっている。今週の目安は、転換線1620ドル付近が下値支持となり、下げてもこのあたりで 止まりそうだ。一方、基準線1575ドル付近を下抜けた場合は、弱気転換となる可能性もある。

一方、日足チャートでは、先週は基準線の下から基準線・転換線を上抜け、週末は上下にヒゲが長く、寄り引きがほぼ同値の足で引けた。今週は転換線の1635ドル付近がサポートとなりそうだ。ストキャスティクスで見ると、まだ買われすぎ水準に入ったところで、もう一段高の可能性もありそうだ。

注目の経済指標、イベント(3月9日~3月14日)

* 3月9日(月) 日本Q4GDP、独1月貿易収支

* 3月10日(火) 中国2月PPI・CPI、ユーロ圏Q4GDP、

* 3月11日(水) 英国1月貿易収支、米2月CPI

* 3月12日(木) ユーロ圏1月鉱工業生産指数、米2月PPI、ECB政策金利発表

* 3月13日(金) 独2月CPI、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数

* 3月14日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション

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