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OPECは大幅減産合意 ロシアは支持表明せず

WTI原油先物チャート 日足

WTI原油先物の5日の終値は、前日比-0.88ドルの45.90ドルと続落。本日正午時点では45ドル台半ばを推移している。

石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国による協調減産の行方に注目が集まる中、OPECは5日、臨時総会を開き世界全体の原油需要の約1.5%に当たる日量150万バレルの追加減産で合意した。期間は4-6月とした。

この決定には非加盟国のロシアの参加が条件となっているが、ロシアは支持をまだ表明しておらず正式合意に至っていないことから、本日6日に開かれるOPECプラスの会合に注目が集まっている。

3月4日に開催された共同技術委員会(JTC)では、日量60万~100万バレルの追加減産が勧告されていたが、OPECはより強力な施策が必要と判断したといえる。

OPECプラスは現在、日量170万バレルの協調減産に加えて、サウジアラビアなどの自主的減産で合計210万バレルの生産調整を実施している。今回の合意が実行に移されると、減産枠は360万バレルにまで膨れ上がる計算になり、2008年の世界同時金融危機の際に実施した減産規模420万バレルに迫る動きになる。

OPECによる減産合意を受けて一時は原油が買われる場面も見られたが、減産合意はロシア次第であるとして売り込まれた。

また、新型コロナウイルス感染拡大懸念や、米長期金利の低下などを背景に米株式相場は急落。投資家のリスク回避が強まる中で、リスク資産とされる原油にも重石となった。

ゴールドマン・サックスのジェフリー・カリー氏は、OPECプラスが今回の合意を実行できたとしても、「規模は小さ過ぎるし、タイミングも遅過ぎる」と指摘した。

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sasaki

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